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2008年12月16日(火) 23時09分

0.5%利下げ軸に調整=「量的緩和」検討も−米時事通信

 【ワシントン16日時事】米連邦準備制度理事会(FRB)は16日朝(日本時間同日夜)、金融政策会合の2日目の協議を開始した。市場では、景気の一段の悪化に対応し、政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.5%引き下げるとの見方が有力だ。また、流動性供給拡大による「量的金融緩和」導入の検討も行われる。
 会合の結果は同日午後(同17日未明)、発表される。FRBは2007年9月以降、FF金利の誘導目標を9回、合計4.25%引き下げた。今回0.5%引き下げると、同目標は史上初のゼロ%台となる。 

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