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2008年12月15日(月) 00時00分

廿日市市が観光客調査へ中国新聞

 廿日市市は来年、大規模な観光動態調査を展開する。世界遺産の島・宮島を訪れる国内観光客に滞在時間や満足度を尋ね、リピーター獲得への問題点を検証するほか、市内の他の地域でも観光ニーズを探る。

 宮島での調査は、1月と3月の2回にわたり実施する。宮島桟橋で計3000人を対象に、島での滞在時間や満足度のほか、島内での消費額や夜の過ごし方、観光情報の入手方法などを聞き取る。平和記念公園(広島市)、錦帯橋(岩国市)、石見銀山(大田市)、大和ミュージアム(呉市)や近畿、九州など他に立ち寄る観光地も調査。他の自治体との広域観光の可能性も探る。

 旧宮島町時代の2001年、宮島観光協会が実施の同様の調査では、平均滞在時間は約3時間。社会情勢や観光動向も変化しているとみて、あらためて調査に踏み切る。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200812150001.html