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2008年12月15日(月) 10時44分

麻生首相、給付金「収入1億なら、もらわないの普通」 参院決算委産経新聞

 参院決算委員会は15日午前、麻生太郎首相と全閣僚が出席し、平成19年度決算に関する質疑を行った。首相は、原則全国民に1万2000円を支給する定額給付金について「困っている人に、せめて1万2000円という発想だから、1億円も収入がある方はもらわないのが普通だ。人間の矜持(きょうじ)の問題だ」と述べ、高額所得者は支給を辞退すべきだとの認識を示した。

  ■写真で見る■ 参院決算委でペンのキャップを口にする麻生首相

 また、首相は12日に発表した23兆円規模の緊急経済対策に関し、財源として財政投融資特別会計や外国為替資金特別会計などの積立金の例を挙げ、「その中からあてたいと考えている。あくまでも一時的なものに過ぎない」と述べた。民主党の神本美恵子氏への答弁。参院決算委は午後も行われる。

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