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2008年12月14日(日) 00時00分

食料問題など学ぶ迷路完成中国新聞

 山口県周防大島町の県大島青年の家が、食料不足やごみ問題をテーマにした「さわって、遊んで、考える体験型ミュージアム」を、柳井市の空き倉庫に完成させた。迷路になっており、クイズを解きながら進む。25日にオープンする。

 同市柳井の柳井総合卸センター内にあり、広さ140平方メートル。迷路は合板で細かく仕切っている。「1分間に食料不足が原因で亡くなっている子どもの数は」「日本が輸入している食料のうち、捨てられるのはどのくらい」など23問が用意されている。踏むとアラームが鳴る「地雷地帯」などもあり、戦争や貧困、環境破壊などに対する問題意識をはぐくむ。青年の家のスタッフらが1カ月かけて造った。

 25—27日と1月5—7日に開館。8日以降は予約制。入館料60—190円、18歳以下無料。県大島青年の家=電話0820(76)0913。

【写真説明】食料問題などの設問が並ぶ迷路を説明するミュージアムスタッフ

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200812140010.html