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2008年12月14日(日) 19時39分

「今日の状況救えない」…追加景気対策を小沢代表が批判読売新聞

 民主党の小沢代表は14日、石川県小松市で記者団に対し、麻生首相が12日発表した総額23兆円規模の追加景気対策について、「金額だけ膨らまして言っているが、実際に今解雇されている人たちの雇用を保障できるのか、年の瀬で資金繰りに困っている中小零細企業の人たちを助けることができるのか。あの中身では到底、今日の状況を救うことはできない」と批判した。

 そのうえで、「(首相は)『スピードが大事だ』と9月末から言っていて、この3か月間いったい何をしてきたのか。何ら有効な景気対策を打ち出せないで、政府・自民党が大きな政治空白を作ってしまった」と指摘。衆院解散・総選挙の時期について、「もたもたして何もしないんだったら、早く(衆院解散)総選挙をして、強力な政治態勢を作ってくれというのが国民の意見だ。衆院選を年明け、いずれ近いうちにやらざるを得ない」との見通しを示した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081214-00000028-yom-pol