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2008年12月14日(日) 09時59分

自慢のサブレ、広商生が開発中国新聞

 広島県立広島商業高の生徒が、地元の洋菓子店と共同でオリジナル菓子「おさん狐(こ)サブレ」を開発した。カキじょうゆを使った甘辛い味と、キツネのしっぽの形が特徴。13日から同校で始まった「広商デパート」で販売を始めた。

 中心メンバーは、3年日高可菜さん(18)と2年重野霞さん(16)。2人がアイデアを出し、洋菓子店「パンフルート」と4回の試作を重ね、半年がかりで商品化にこぎつけた。

 「おさん狐」とは、江波地区に伝わる昔話に登場する心優しいキツネの妖怪。地域色豊かな「おみやげ品」を目指し、サブレのモチーフに選んだ。

 広商デパートは14日まで。4枚入りで300円。月内にも商標登録を出願し、本格販売を目指す。

【写真説明】初のお披露目となったサブレを来場客に勧める生徒

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200812140023.html