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2008年12月14日(日) 16時32分

防災行政無線の導入前倒し中国新聞

 大竹市は、防災行政無線の導入工事を1年前倒しし、本年度末から始める。岩国基地(岩国市)に近いことによる防衛省の補助金が追加で出る見通しになったためで、2010年度からの運用を目指す。

 新しいシステムは従来の地域防災無線からの変更で、アナログ方式からデジタル化するのに合わせて屋外スピーカーを現在の25カ所から59カ所に増設。山間部など16カ所は安否確認などに有効な双方向通信用マイクも備えたタイプにする。戸別受信機も、戸数の少ない集落の民家や医療機関、大竹署など355カ所に設置。現在は災害情報に限っているが、行政情報も提供する。

 事業費は約5億円で、75%を同省の防衛施設周辺民生安定施設整備事業補助金で賄う。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200812140132.html