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2008年12月14日(日) 18時02分

「芦屋巻きの仕掛け人は私です」ラブラボ社長 芝本裕子さん産経新聞

 ——大学時代は読者モデルをやっておられました

   【写真で見る】 美人すぎると困っちゃうことも多くて…

 芝本 「JJ」で。撮影のときは、普段なかなか会えないお友達に一気に会えるので毎回、大宴会状態。すごく楽しかったですよ。

 ——フリー時代も、かなり活躍されたとか

 芝本 読者モデル時代のつながりでライターに転身して、「JJ」の関西ページを担当してました。「芦屋巻き」ってあるでしょ。あれをはやらせたの、実は私なんです(笑)。

 ——くるくるカールさせた、お嬢様風の髪形のことですね。仕掛け人は芝本さんでしたか!

 芝本 東京の編集部の人たちには、関西から来た私が面白かったんでしょう。ある日、「芝本、なんなんだ、その巻き髪?」と聞かれ、「芦屋巻きですよ、芦屋巻き」と、とっさに返したら、「それいいね」と盛り上がって、1本企画が立っちゃったんです。

 ——ライターの仕事には泥臭い面もあったのでは?

 芝本 私の世話好きがけっこう生かされました。編集部の人からロケの場所とか相談されると、「ここか、ここ。えーと、あぁ、もう私がアポ入れときます」って感じで。好きなんですよ、そういうの。

 ——元読者モデル、元ファッションライターの美人社長。何かと注目されると思いますが、嫌な思いをしたことはありますか

 芝本 誤解されている面はあると思います。ライター時代、私は化粧してヒール履いて、きれいな格好でやってたんですね。けっこうな肉体労働だったんですが、ライターが「振り乱した感」を出すと、そのファッション誌のイメージも壊れると思ったからです。で、今も同じようにしているんですが、「キラキラして、ちょっと違うんじゃないの」なんて思っている人もいるみたいです。

 ——「歩く広告塔」なんだから、きれいにしていて当然ですよね

 芝本 そうなんですよぉ(涙)。スタッフにもよくいうんです。肌はボロボロ、化粧もグチャグチャで化粧品のPRをしても説得力がないと。だから、身なりには手を抜けません。

 ——実際、芝本さんってお肌めちゃきれいです

 芝本 実は私、ノー・ファンデ(ファンデーションを塗ってない)なんです。

 ——えっ、確かお年は…

 芝本 三十路です。

 ——信じられない! シミや毛穴が気になり出して隠す年代ですよ。正真正銘の美肌です。きれいにしているのは仕事のためだけ?

 芝本 肩肘張ったギスギスした女性ではなく、「男性に愛される女性」でいたいんです。こびるというのではなく、女性の力を生かす、女性であることを楽しむ。その方がハッピーに生きられる。突き詰めれば景気も上向くと思うんです。

 ——景気、ですか?

 芝本 はい(笑)。女性は、すてきな人とおつきあいしたいと思うと、かわいくなろうと努力しますよね。男性も好意をもった女性に「もっときれいにしてあげたい」「おいしいものを食べさせてあげよう」と思い、頑張って仕事をする。かわいい女の子が増えると、頑張る男性が増え、経済も活性化する、不景気も吹き飛ぶ−。これが、私の持論なんです。

 (聞き手 杉山みどり)

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