記事登録
2008年12月14日(日) 16時19分

<ノーベル賞>小林氏が帰国「ゆっくり休みたい」毎日新聞

 ノーベル物理学賞を受賞した小林誠・高エネルギー加速器研究機構名誉教授(64)が14日、帰国した。会見で「他の受賞者と言葉を交わして実感がわいた。メダルは自宅に置きます」と照れくさそうに笑った。一緒に物理学賞を受けた益川敏英・京都産業大教授(68)は15日午前、帰国する予定。

 小林氏は今月5日、ストックホルムに向けて出発。記者会見や講演会などをこなし、10日(日本時間11日)の授賞式と晩さん会に臨んだ。

 家族と初の海外旅行となり、「家族は楽しんでいたと思う。ただ、自分は予定がびっしりで疲れました。自宅でゆっくり休みたい」と振り返った。賞金の使い道はこれから考えるという。【河内敏康】

【関連ニュース】
<特集>ノーベル賞
<写真特集>日本人ノーベル賞受賞者の軌跡
ノーベル賞:見守った妻ら感動新た 日本人3氏に栄誉
ノーベル賞:小林名誉教授「ほっとしました」 授賞式終え
ノーベル賞:晩餐会で小林名誉教授「同僚に感謝」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081214-00000015-mai-soci