温暖化対策「全員参加」の合意を＝COP15、指導力発揮に意欲−麻生首相（時事通信）

2008年12月14日(日) 16時15分

　麻生太郎首相は14日午後、北九州市内で開かれた「環境モデル都市国際セミナー2008」であいさつし、「地球温暖化問題の解決は今を生きているわれわれ全員の責任だ。温室効果ガスを減らす枠組みづくりの来年の合意に向け、日本は米国、中国、インドなどの全員参加を目指してリーダーシップを発揮したい」と述べた。来年末にデンマークで開かれる国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議（COP15）での合意に向けた日本の指導力発揮に意欲を示したものだ。　

【関連ニュース】
・〔特集〕5分で分かる地球温暖化問題
・〔写真特集〕環境変動の解明などに貢献・「しらせ」最後の航海
・「北九州エコタウン」視察=環境問題への姿勢アピール
・日中韓首脳会談の要旨
・ CO2削減、過半が未達成=鉄鋼・電力など-07年度目標