記事登録
2008年12月14日(日) 14時50分

麻生首相、北九州の「エコタウン」視察…モデル都市の一つ読売新聞

 麻生首相は14日、北九州市を訪問し、リサイクル施設を中心とする環境関連産業の集積地「北九州エコタウン」などを視察した。

 同市は、温室効果ガスの排出削減で先駆的取り組みを行う「環境モデル都市」として、政府が今年7月に全国から選定した6市町の一つ。

 首相は、エコタウン到着後、職員からペットボトル処理などの説明を受けた後、有害物質のポリ塩化ビフェニール(PCB)を無害化する処理施設や風力発電施設を視察。環境保全に取り組む非営利組織(NPO)メンバーらと懇談も行った。この後、記者団に、「環境をビジネスに変えるところが、コンセプトとして一番いい。地域ぐるみでやっている」と感想を語った。

 首相は、日中韓首脳会談などのため13日から福岡県を訪れていた。北九州市内で14日に視察した地域は、衆院中選挙区制時代の選挙区で、記者団にも、「ここ昔、選挙区。随分変わった。環境で世界中から見学に来るような街に大変貌しつつあるのは素晴らしいね」と感慨深げに話していた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081214-00000019-yom-soci