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2008年12月13日(土) 11時26分

地元紙がうその号外で米国やゆ 「米の妨害の時代終焉」東京新聞

 【ポズナニ(ポーランド)13日共同】ポーランド有力紙「選挙新聞」(英語版)は12日、ポズナニでの気候変動枠組み条約第14回締約国会議(COP14)閉幕に合わせ、京都議定書批准を拒否したブッシュ米政権をやゆする、うその内容の“号外”を発行した。

 「米国による妨害の時代の終焉」と題した記事は「ブッシュ大統領は『世界の温暖化対策の進展を妨害できなくなり寂しい』と語った上で『産業界の利益のために未来の世代を危険にさらすことは(大統領在任の)8年間で特別なことだった』と回顧した」と報じた。

 また、各国代表団に年末休暇のプレゼントで最も欲しい物を尋ねたとするアンケート記事では「2020年までに1990年比40%の温室効果ガス削減」との回答が47%で1位になり、2位の「任天堂の家庭用ゲーム機Wii」を抑えた。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008121301000202.html