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2008年12月13日(土) 10時14分

学力テスト非開示の対案提出中国新聞

 来年度以降の全国学力テストの学校別成績などの原則開示に向け鳥取県が提出した県情報公開条例の改正案をめぐり、県議会(定数38)の民主党系会派などの8人が12日、開会中の定例会に学校別成績については非開示とする条例改正案を提出した。

 対案となる改正案は、民主党系会派「信」(5人)と社民党1人、無所属2人の連名。信の興治英夫氏が「県民の知る権利は最大限保障しなければいけないが、学校序列化や過度の競争による教育現場、子どもの内面への悪影響を排除することがより優先されるべきだ」と提案理由を説明した。

 一方、9月の定例会で学校別成績などの開示を決議した自民系3会派(計22人)からは、県の改正案に盛り込まれた請求者への配慮規定の削除や修正を求める声が出ている。3会派は15日に対応の一本化について協議する。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200812130024.html