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2008年12月13日(土) 10時14分

大橋川改修案に評価や要望中国新聞

 国などの大橋川改修事業をめぐり、松江大橋の保存や営業補償の検討などを求めている松江市の6団体のうち4団体が11日、市内で共同会見し、松浦正敬市長が中下流から早期着手すべきだとの考えを示したことについてそれぞれ見解を述べた。

 城東地区町内会自治会連合会は「上中下流の住民の心を受け止め、総合的に表明したのは素晴らしい」。京店商店街協同組合は「基本的に3点セットありきの姿勢に反対」としつつも「われわれの意志通り」と一定に評価した。

 松江旅館ホテル組合は「景観保全が一番というのが総意」とあらためて主張した。松江大橋を守る市民の会は「上流を残した事業着手により、住民の意識対立を誘引する心配もある。行政に各地域で情報共有できる場所づくりを求めたい」とした。松江小売酒販組合と松江菓子協会は欠席した。

【写真説明】大橋川改修について見解を述べる4団体の代表たち

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200812130002.html