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2008年12月13日(土) 09時37分

泰葉、豚キック?奇声上げサンドバック打ちデイリースポーツ

 「ハッスルマニア2008」(30日、有明コロシアム)
 プロレスデビューが決まった歌手でタレントの泰葉(47)が12日、都内の道場で初めて練習した。デイリースポーツが極秘潜入した単独練習では、基礎トレーニングからサンドバッグ打ちなどの打撃をこなして始動し、早くも手応えを口にした。勝てば、大観衆の前で歌を披露する公約を掲げており、17日発売の新曲「お陽様よほほえんで」を歌うプランを明かした。大会のテーマ「逆境でもハッスルできる」を体現すべく、着々と準備を進める。
  ◇  ◇
 甲高い奇声が、道場の外まで響いた。サンドバッグを相手に、鋭いパンチ&キックを見舞った。「声、自然に出ちゃうんです。声帯の筋肉は、耳鼻科の先生も10点満点だっていうくらいなんです」。プロレスデビューを宣言して2日。泰葉が始動した。
 初めてリングに上がった。マットやロープの感触を、生まれて初めて味わった。「感動しました。すごく戦う気持ちになりました。リングというところの、魔力を体感しましたぁ。やる気?ありありです!」と素直な気持ちを訴えた。
 歌手としてステージを踏み、高座も経験したことがある。舞台慣れしているはずだが、リングはまた違う場所。「異空間。3次元までいかないけど、2・8次元くらい」。独特の表現で、感想を口にした。そして「リングは血のにおいがします。流血?大丈夫ですよ。血みどろ?血まみれ?OKです」。なんと流血宣言まで飛び出した。
 もともと、リングという360度のステージで歌うことが夢だった。その実現のために、高田総統が出した条件がプロレスデビューと勝利だった。
 「歌も決めています。『お陽様よほほえんで』という歌で、このために作ったような曲。リングに合っています」。音楽活動再開を期して、17日に発売する新曲を披露する考えだ。
 大会は、テレビ東京系全国ネットで大みそかゴールデンタイムに放送される。試合で打倒「Dynamite!!」。そして歌で打倒「紅白歌合戦」。流血ファイト&熱唱で、年の瀬の主役の座をつかむ。

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