記事登録
2008年12月13日(土) 13時40分

恒例のてんぐすす払い「前に進む1年に」スポーツ報知

大てんぐ面に積もったほこりを、竹ぼうきで払う僧侶ら

 てんぐの伝説がある群馬県沼田市の迦葉山弥勒寺で13日、恒例の大てんぐ面やお堂のすす払いが行われ、僧侶らがこの1年で積もったほこりを竹ぼうきで払い落とした。

 弥勒寺には開運や交通安全を祈願した顔の長さ5・5—6・5メートルの大てんぐ面3基が奉納され、12月13日は「日々吉日」の日とされている。

 羽仁素道住職は「今年は政治も経済も不安な1年だった。すすと一緒に払い落とし、来年はえとのウシのようにしっかり大地に足をつけ、前に進む一年にしたい」と締めくくった。

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20081213-OHT1T00178.htm