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2008年12月13日(土) 18時24分

裁判員制度反対派が都内で訴え 「国民は実施望まず」東京新聞

 来年5月に始まる裁判員制度について、反対派の弁護士や文化人らでつくるグループが13日、買い物客や家族連れでにぎわう東京・有楽町の街頭で「国が強制した制度で、国民は実施を望んでいない」などと制度の廃止を訴えた。

 メンバーは「ストップ! 裁判員制度」と題したリーフレットを通行人に配布。裁判員法廃止を求める署名に応じる人も次々に現れた。

 制度をPRする法務省・検察庁のキャラクター「サイバンインコ」に対抗した着ぐるみ「裁判員制度はいらないインコ」も登場。カップルや子どもに風船を手渡すなど、愛嬌を振りまいていた。

 このグループは、2月の日弁連会長選に立候補し、制度廃止を訴えた高山俊吉弁護士や作家の嵐山光三郎さんらが呼び掛け人となり「裁判員制度はいらない!大運動」と題するキャンペーンを展開。各地で講演会や署名活動をしている。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008121301000435.html