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2008年12月13日(土) 23時15分

<イオン>製品C02排出量の表示 自社企画品に試験導入毎日新聞

 イオンは、製品の製造、流通、廃棄、リサイクルまでに排出される二酸化炭素(CO2)量を表示する「カーボンフットプリント」(CFP)を自主企画商品(PB)の一部に試験導入する。米や冷凍ほうれん草、コピー用紙など7品目9種類を来年1月9〜14日、全国のジャスコなど10店舗で販売する。

 商品ごとのCO2総排出量を表示するほか、製造、輸送・販売、使用・廃棄の各段階ごとの排出量を円グラフで示す。消費者のCFPへの認知を高めるとともに、アンケートを実施して、CFP導入が必要と思われる商品について、消費者の声を吸い上げる方針だ。

 イオンは、経済産業省や学識者でつくる「カーボンフットプリント制度の実用化・普及推進研究会」に参加。同研究会の暫定ルールに沿って排出量を計算、表示した。【田畑悦郎】

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イオン、「カーボンフットプリント」表示商品を試験販売

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