記事登録
2008年12月13日(土) 21時16分

真央3季ぶりV!アウェーで宿敵ヨナ逆転…フィギュアGPファイナルスポーツ報知

 ◆フィギュアスケートGPファイナル最終日(13日、韓国・高陽) 女子フリーが行われ、世界女王の浅田真央(愛知・中京大中京高)が、女子では国際大会初の快挙となる2度のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功させ、188・55点でショートプログラム(SP)2位からの逆転で3大会ぶり2度目の優勝を果たした。

 SP首位の金妍兒(キム・ヨナ、18)=韓国=はジャンプでミスして186・35点の2位、3連覇はならなかった。

 浅田真央「優勝できてすごくうれしい。(トリプル)アクセルが2回認定されたこともすごくうれしい。なるべく練習通りにやろうと思って、落ち着いてできた。金妍兒選手とは今季初めて滑って、いい刺激になった」

 金妍兒「韓国での国際大会に出ることが初めてで、ナーバスになった。失敗が二つ出たことが残念。ただ、地元でメダルを取れたことはよかった」

 ◆浅田 真央(あさだ・まお)5歳で競技を始め、05年世界ジュニア選手権優勝。同年のGPファイナルで初出場優勝したが、トリノ五輪は年齢制限で出場資格がなかった。06年NHK杯の合計199・52点は新採点方式の世界最高得点。昨季の世界選手権で日本女子5人目の優勝。愛知・中京大中京高3年。163センチ、49キロ。愛知県出身。18歳。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081213-00000247-sph-spo