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2008年12月13日(土) 20時49分

<新体操>エキシビションに6カ国が競う 日本も喝采浴びる毎日新聞

 6カ国の個人、団体が集う「新体操国際大会 in FUKUOKA2008」が13日、福岡市の福岡国際センターで開幕。採点や順位などのないエキシビション形式で行われた。14日まで。

 団体では、来年9月に三重県伊勢市で開催される世界選手権に向け、ロシアなどの海外勢は新種目「リボン・ロープ」などの演技を披露した。

 10位に終わった北京五輪からの巻き返しを誓う日本代表も、表現力豊かな二つの自由演技で喝采(かっさい)を浴びた。手具演技の参加は見送ったが、平均年齢18.2歳の6人は自分たちで演技を考案。来季から導入される新ルールでは表現力が重視されるため、曲調に合わせた大人びた表情や視線を研究して臨んだ。主将の三沢樹知は「難しかったが、うまく表現できた。北京で成功しなかった分、三重で頑張りたい」と話した。

 個人では、北京五輪銀のインナ・ジュコワ(ベラルーシ)らがトップレベルの技術と表現力で魅了。全日本選手権を完全制覇した日高舞も自由演技でフープ2本を使った力感あふれる演技で会場を沸かせた。【田原和宏】

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