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2008年12月13日(土) 16時04分

元読者モデルの美人社長は美肌力で勝負 ラブラボ社長・芝本裕子さん産経新聞

 ——お仕事場は東京でご自宅は関西と、二重生活を送ってらっしゃるんですね

   【写真で見る】 美人すぎるとソンすることもある…?

 芝本 住民票はこっちにおいてます。関西の友人たちは商品などに関する率直な意見をズバズバいってくれるので、この往復生活はやめられません。

 ——たとえば?

 芝本 知り合いにすごくきれいな人がいて「何使ってるの? どうしたらそんなにきれいに?」って聞くと、東京の方はたいがい「え〜、そんな。本当に何もしてないんですよ」。これが、関西では「これこれ。めっちゃいいねん。持っていき」「今度買っといたげるわ」って(笑)。

 ——目に浮かぶようです

 芝本 そんなわけで、関西の知人の意見は、もっぱら「一消費者の意見」として聞いています。個性豊かな友人たちを“モニター”に仕立て上げて、自分なりの指標を作って。この人が「これ、めちゃいいよ」といったら、あ、マニアックに走りすぎたかな、あの人が「これ絶対売れるよ」といったら、うんうんいけそうやな…って具合に。

 ——最強の“モニター軍団”ですね

 芝本 それに、地元の友人は参考になるだけでなく、頼りにもなります。私自身もそうなんですが、関西は世話好きが多い。「西へ行くほど世話好き」。これが私の持論です。

 ——わかる気がします。人脈もどんどん広がりそう

 芝本 地元に帰ると必ず友人が「あんた、化粧品やってるんやったら、この人に会っとき」「あ、あの人も」とかいって、頼んでもいないのにやたらと紹介してくれるんです。もちろん、東京の友人たちもいい方ばかりで、大好きです。私って友人に恵まれてるな、とつくづく思います。

 ——ところで、お友だちというのは、どんな関係の人たちですか

 芝本 フリー時代の友人、会社を起こしてからできた友人、とさまざまですね。中学・高校のころから仲良くしている子たちとは、今でも機会があれば会ってますよ。私たち、昭和52年生まれなので、「52年会」って名づけて集まっています。

 ——うわぁ、それって、いわゆる「セレブ会」ですか? 興味津々です

 芝本 そんなんじゃないですよお(笑)。普通に結婚している子もいれば、組織の中にいる子もいるし、会社のオーナーになった子もいます。オーナー派が「オーナーって孤独よ」「組織に守られてるからいいじゃない」と言えば、組織人派が「あなたはばくち打てるじゃない」と言い返す、という具合に本音を吐き出せる場で、精神的な面で支え合っています。会った瞬間、「あぁ〜」って泣きながら抱き合うぐらいです。

 ——いい関係ですね。どんな会話が交わされているのでしょうか

 芝本 みんな表面上は強そうにしているけど、もちろん弱い面もあります。それが話をしていると分かるんです。そんなとき、自分のスタッフに思いが及んで、「あの子たちを守っていけるのかな」と急に不安になって、思わずまたポロリと…。同じ立場にある友人とは、そういう思いを特に共感しあえますね。

 (聞き手 杉山みどり)

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