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2008年12月13日(土) 01時00分

NY株、一時217ドル安=ビッグ3問題で失望売り時事通信

 【ニューヨーク12日時事】週末12日午前のニューヨーク株式相場は、米ビッグスリー(3大自動車メーカー)救済法案が廃案になったことを受けて失望売りが先行した。ダウ工業株30種平均の前日終値比下げ幅は寄り付き直後に217ドルまで拡大した。
 しかし取引開始直前、米政府は金融安定化法に基づく公的資金活用を含めたビッグスリー救済策を検討する意向を表明したため、市場の動揺はある程度抑えられている。
 午前10時現在、ダウは前日終値比92.39ドル安の8472.70ドル、ハイテク株中心のナスダック総合指数は2.46ポイント安の1505.42。 

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081213-00000006-jij-int