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2008年12月13日(土) 12時29分

GM3割減産へ、政府支援に「自助努力」アピール読売新聞

 【ニューヨーク=池松洋】米ゼネラル・モーターズ(GM)は12日、2009年1〜3月期に北米で生産能力の約30%にあたる25万台を減産すると発表した。

 深刻な販売不振に対応するとともに、自動車業界救済を検討している米政府に対して自助努力をアピールする狙いがあると見られる。

 減産は米国14、カナダ3、メキシコ3の計20工場で実施する。GMは11月の米新車販売台数が前年同月比41・2%減と急減。減産の理由についても「最近数週間の米自動車市場の落ち込みの速さと厳しさは過去に例がない」と説明している。

 米政府が金融安定化法の活用による資金支援に前向きな姿勢を示したことについては「政府とともに挑戦的なリストラ計画の策定に取り組む用意がある」との声明を発表した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081213-00000022-yom-bus_all