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2008年12月13日(土) 13時49分

Xマスグッズも節約モード中国新聞

 節約志向の高まりで、電飾やツリーなどのクリスマス関連商品の販売が苦戦している。広島市内のホームセンターや百貨店では、屋外用の豪華な電飾や高額ツリーの売れ行きが低迷する一方、屋内用の卓上型や小型のツリーが人気を集めている。

 10月中旬からクリスマス用装飾の売り場を展開するジュンテンドー(益田市)は、11月末までの装飾の全店売り上げが昨年同期に比べ3割減。長い配線が付いた屋外用の電飾が振るわず、今月に入り装飾の売り場を減らした。ただ屋内用の装飾の売り上げは1割増と好調だ。庚午店(西区)では、窓に張り付けるサンタクロースなどのシール(598円)や、装飾が付いていないツリー(2980円)は良く売れているという。

 そごう広島店(中区)の特設売り場でも、電飾が付いた高さ約150センチの4万—9万円台のツリーの売れ行きは昨年同時期に比べて鈍いという。一方で、高さ30センチの卓上用ツリー(2310円)やキャンドル(8400円)などの売り上げは昨年を上回っている。

【写真説明】クリスマスツリーなどを飾る商品が並ぶホームセンターの売り場(広島市西区)

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200812130210.html