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2008年12月13日(土) 13時49分

防府天満宮社殿が国文化財に中国新聞

 「学問の神様」として多くの参拝者を集める防府天満宮(防府市松崎町)の社殿が12日の文化審議会で、国の登録有形文化財とするよう答申された。東洋建築に詳しい山口県出身の建築史家による平安調の建築が評価されたという。文化財登録の答申を受けたのは、火災消失後の1955—58年に再建された本殿、弊殿、拝殿からなる社殿。周防大島町出身の建築史家の故村田治郎元京都大教授が設計した。文化審議会で「造形の規範となっている」と評価を受けた。

【写真説明】文化審議会が登録有形文化財にするよう答申した防府天満宮の拝殿

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200812130032.html