記事登録
2008年12月12日(金) 19時09分

ゴールドマン元社員がインサイダー=23万円の課徴金勧告−監視委時事通信

 ゴールドマン・サックス証券の元社員がTOB(株式公開買い付け)情報を聞き、インサイダー取引をしたとして、証券取引等監視委員会は12日、金融商品取引法に基づき元社員に課徴金23万円の支払いを求めるよう金融庁に勧告した。
 監視委によると、元社員は同証券に在籍していた2006年7月、焼き肉チェーンの「牛角」などを展開するレックス・ホールディングス(東京)の経営陣が自社買収(MBO)を目指しTOBを行うとの情報を、同社役員から入手。同年11月11日の公表前に、同社株17株を総額363万8000円で買い付けた。 

【関連ニュース】
格付け規制などで報告案=金融審
12日、改正金商法施行=国内市場の競争力強化へ
規制の是非、両論併記へ=収納代行、代引きサービス
投信の目論見書を簡明に=制度見直しで報告案
大和、三洋電機株売却へ=パナソニックのTOB前進

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081212-00000157-jij-soci