記事登録
2008年12月12日(金) 04時31分

Google Chrome、ベータ版からいよいよ正式版へ移行!〜安定性と速度を向上RBB TODAY

 米Google(グーグル)は現地時間11日午前10時(日本時間12日午前3時)、オフィシャルブログにおいて、同社のウェブブラウザ「Google Chrome」がベータ版から正式版へと移行したことを公表した。

【その他の画像を含む記事】

 ブログ記事によれば「Google Chrome」公開以来、ちょうど100日で、世界中の1000万人を超えるアクティブユーザに達し、14番目の更新を行ったという。そして11日に15番目のリリースが公開され、「ベータ版」の表記がとれることとなった。記事を投稿したSundar Pichai氏(VP, Product Management)とLinus Upson氏(Engineering Director)は、「非常に興奮している」とその感想を述べている。

 「Google Chrome」正式版は、プラグイン(特にビデオ関係)の問題点が修正され、安定性が向上した。また起動、ページ描画などがさらに高速化。V8JavaScriptエンジンも各種ベンチマークで1.4〜1.5倍のスピードアップを記録した。とくにブックマークの管理機能、プライバシーコントロールの機能において、新しい方法が追加され、より取り扱いが簡易になったという。実際にインストールしてみたところ、インターフェイス面に大きな変更はないが、バージョン表記は「1.0.154.36」となっていた。
 
 今後はフォーム入力の自動補完、RSS対応など、他ブラウザで取り扱い可能な諸機能をさらに追加していく予定だ。またMac版、Linux版とともにエクステンションのプラットフォームも開発中とのこと。

【関連記事・リンク】
【RBB TODAY ブロードバンドアワード2008】投票ページ
Google Chrome - ブラウザのダウンロード
Googleとセールスフォース、戦略的グローバル・アライアンスを拡大〜クラウド環境のアプリ開発を支援する「Force.com for Google App Engine」発表(2008年12月10日)
SNS機能をサイトに追加する「Google Friend Connect」、いよいよ利用可能に(2008年12月5日)
米グーグルとホールマーク・チャンネル、「Google TV Ads」によるTV広告戦略で協定(2008年12月4日)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081212-00000002-rbb-sci