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2008年12月12日(金) 20時03分

釧路地裁が被害者参加許可 交通事故で初の公表同意東京新聞

 今月1日に施行された犯罪被害者が刑事裁判に参加する制度に基づき、釧路地裁(阿閉正則裁判官)は12日、交通事故で傷害を負った被害者1人の参加を許可する決定をした。

 最高裁が把握する範囲では、公表を同意した被害者での許可決定は初めてという。

 地裁などによると、事故は4月7日午前6時ごろ、北海道釧路市内の交差点で発生。安全確認が不十分なまま、青信号で横断歩道を渡っていた2人をはね、約7カ月と約1週間のけがを負わせたとして、自動車運転過失傷害の罪で今月2日、乗用車の運転手が起訴された。

 参加が認められたのは7カ月のけがをした被害者という。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008121201000711.html