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2008年12月12日(金) 11時40分

警視庁、ルーレット族2人逮捕 共同危険行為容疑で初摘発東京新聞

 首都高速道路を集団で暴走したとして、警視庁交通執行課は12日までに、道交法違反(共同危険行為)の疑いで、ルーレット族「ループス」リーダーで、会社員豊嶋信吾容疑者(36)=埼玉県戸田市新曽=ら2人を逮捕した。

 警視庁は、首都高を高速で周回するルーレット族を速度違反などで取り締まってきたが、共同危険行為で摘発したのは初めて。

 調べでは、豊嶋容疑者らは11月9日未明、首都高速都心環状線内回り(1周約14キロ)を大型バイク3台で最高時速160キロで走行。タクシーの前で車線変更し、進行を妨害した疑い。

 豊嶋容疑者は「ほかの人にはできない走りが楽しかった」と供述。3年前にループスを結成しほぼ毎週末、暴走を繰り返していたという。

 交通執行課によると、ルーレット族は単独で走ることが多かったが、近年は集団での暴走が増えているという。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008121201000350.html