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2008年12月12日(金) 22時19分

メバチ漁獲30%削減で合意…中西部太平洋まぐろ類委スポーツ報知

 水産庁に入った連絡によると、メバチマグロの漁獲量削減を協議するため韓国で開かれていた中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)の年次総会は12日、漁獲量を2009年からの3年間で30%削減することで合意、閉幕した。

 メバチマグロは比較的安価なため、刺し身や、すしで需要が多く、漁獲量の削減は食卓にも影響が出そうだ。

 同庁によると、世界のメバチマグロの漁獲量は2006年で41万3000トン。このうちWCPFCが管理する中西部太平洋は約3割の13万9000トンを占める。

 今回決まった具体的な措置は中心的漁法のはえ縄漁に対する規制。09年からの漁獲量を、01—04年までの4年間の平均漁獲量から毎年10%、3年続けて削減する。

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20081212-OHT1T00301.htm