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2008年12月12日(金) 23時29分

小塚、緊張乗り越えSP首位 フィギュアGPファイナル産経新聞

 会心だった。小塚は演技を終えると力強く右手を握りしめた。「自分でもびっくり」。初めて臨んだGPファイナルの大舞台で減点なしの滑りを披露した。SP1位は圧巻。「自分の演技ができた」と小塚。高質な演技を“世界”で見せた。

 滑走直前、佐藤信夫コーチに背中を押してもらいスイッチが入った。11日の練習では「自分がパニクってる」と極度の緊張を隠せなかった。「不安はあったけど、そこで引いたら失敗するので」と小塚。自らを奮い立たせて強気を貫いた。

 今季のGPシリーズから結果を残し始めた新星は、佐藤コーチから「調子に乗るな」と言われ続けている。まだ19歳。小塚は「優勝したいけど、まずは自分の演技をします」と師の教えを深く胸に刻み、控えめに表彰台の真ん中を口にした。

 フリーではスケートアメリカ、フランス杯で転倒し、今季成功がない4回転トーループに挑む。小塚は「できれば降りたい」と意気込む。負傷で今季欠場のエース、高橋大輔が得意とする大技を決めれば、日本男子として初のGPファイナル制覇が見えてくる。(榊輝朗)

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