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2008年12月12日(金) 15時22分

組長に二審も死刑=3人射殺事件−東京高裁時事通信

 土木作業員ら3人の射殺事件に関与したとして、殺人や死体遺棄などの罪に問われた指定暴力団山口組系組長高見沢勤被告(53)の控訴審判決が12日、東京高裁であり、安広文夫裁判長は一審前橋地裁の死刑判決を支持、被告側の控訴を棄却した。
 安広裁判長は、「実行犯との共謀はなく、一部では正当防衛が成立する」との被告側主張を退けた上で、一審の死刑判断について「犯罪の情状から、是認せざるを得ない」と述べた。 

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