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2008年12月11日(木) 00時34分

オバマ氏、市民らとの接触減る…厳重警備で道路疾走読売新聞

 【シカゴ=本間圭一】オバマ次期米大統領は最近、自宅、ジムと政権移行チームの事務所を往復するだけで、記者会見以外、ほとんど公に姿を見せなくなった。

 オバマ氏は来年1月20日の就任式直前まで地元、イリノイ州シカゴで過ごす予定。

 最近の日課は早朝、自宅から約600メートル離れたジムでのトレーニングで、その後、事務所に出向き、情報機関からブリーフィングを受け、閣僚候補者らと“面接”する。

 市民らとの接触は減り、「公衆から隠れた」(米紙ニューヨーク・タイムズ)などと指摘される。

 警備も厳重になり、シークレットサービスやシカゴ警察が自宅周辺の道路を封鎖、移動の際は約10台の車列で一気に疾走していく。

 オバマ氏がよく朝食を食べに来た近くの軽食店主スプリロス・アルジリスさん(65)は「めっきり姿を見なくなった」と寂しがる。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081211-00000000-yom-int