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2008年12月11日(木) 19時33分

八百長訴訟が3月26日判決 東京地裁で結審東京新聞

 週刊現代の八百長疑惑記事をめぐり、日本相撲協会と横綱朝青龍ら力士が発行元の講談社などに損害賠償と謝罪広告を求めた訴訟の口頭弁論が11日、東京地裁(中村也寸志裁判長)であり、結審した。判決は来年3月26日に言い渡される。

 同訴訟では、記事で八百長の中心人物と指摘された原告の朝青龍関が10月に出廷して「八百長はない」と証言。

 被告側は、大麻問題で協会から解雇された後、週刊現代誌上で八百長疑惑を告発した元幕内若ノ鵬を証人申請したが、認められなかった。

 週刊現代は2007年1月から「横綱・朝青龍の八百長を告発する」などの見出しで連載した。一連の記事をめぐっては、北の湖前理事長らが別に2件の訴訟を東京地裁に起こし、係争中。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008121101000747.html