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2008年12月11日(木) 17時16分

園児の3割が視力1・0未満 中学生は5割、悪化続く東京新聞

 文部科学省が11日に公表した2008年度の学校保健統計調査速報によると、視力1・0未満の割合が、幼稚園児で28・9%(07年度26・2%)、小学生29・9%(同28・1%)、中学生52・6%(同51・2%)と、それぞれ過去最高となり、視力悪化が続いていることが分かった。

 視力0・3未満の児童生徒の割合も増え、文科省は「小さいころから、テレビやゲーム、パソコンなどに触れる機会や時間が増えているからでは」とみている。

 速報によると、視力0・3未満の幼稚園児は0・8%(前年度0・5%)、小学生は7・1%(同6・5%)。中学生になると22・4%(同20・3%)となった。

 高校生は視力1・0未満が58・0%、うち0・3未満が28・4%で、過去最高ではなかったが、いずれも前年度から増えた。

(共同)

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008121190171600.html