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2008年12月11日(木) 12時40分

強引な客引きの疑いで逮捕 改正都条例、居酒屋に適用東京新聞

 警視庁池袋署は11日までに、強引な客引きをしたとして、都迷惑防止条例違反の疑いで、居酒屋「池袋隠れ家美食DINING味都」の元店長山中島学容疑者(26)=埼玉県三郷市=とアルバイト店員の大学院生(24)を逮捕した。

 4月に施行された改正条例が、居酒屋の客引きに適用されたのは初めて。山中島容疑者は「ノルマがきつく、従業員にハッパをかけた」と容疑を認めているという。池袋署は、無理な指示をしたとみられる居酒屋の運営会社の立件も視野に捜査している。

 調べでは、山中島容疑者は大学院生と共謀し、11月24日午後7時40分ごろ、東京都豊島区西池袋の路上で、通行人の女性(36)らに「鍋のほういかがですか」などと声を掛け、約75メートル付きまとった疑い。

 山中島容疑者は、従業員らが客1人を入店させると50円の成功報酬を支払っていたという。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008121101000330.html