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2008年12月11日(木) 01時01分

雇用調整、3社に1社=「派遣減った」は18%−連合が緊急調査時事通信

 連合は10日、傘下の労働組合を対象に11月に実施した緊急雇用実態調査の結果を発表した。それによると、過去3カ月間に雇用調整を実施した企業は35.1%と、ほぼ3社に1社。また、過去6カ月間に派遣・請負労働者の人数が「減少した」と答えた企業は18.1%で、逆に「増加した」企業が7.0%だった。
 調査は11月14日から28日まで行い、全国の1363組合から回答を得た。雇用調整の方法では、「残業削減・規制」が20.2%でトップ。次いで「派遣の削減」(12.1%)、「配置転換」(9.3%)の順だった。
 また、派遣・請負が減少した企業の割合は中堅、大手企業で比較的多く、産業別では「製造業(加工組み立て)」が34.3%と高かった。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081210-00000206-jij-bus_all