トヨタ自動車が、2009年のグループ全体の世界販売計画(ダイハツ工業、日野自動車含む)を、今年8月の発表より100万台以上少ない800万台前半に下方修正する方向で検討していることが11日、分かった。
米国発の金融危機を発端とした世界的な不況が要因。新興国を中心とした需要の高まりで急拡大を続けてきたトヨタの販売台数は05年の水準に戻ることになり、下請け企業も含めた雇用への影響が懸念される。
トヨタは昨年8月、09年の世界販売計画を、自動車会社として世界初の1000万台超えとなる1040万台と発表した。だが、世界的な販売不振を受け今年8月には970万台に引き下げていた。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20081211-OHT1T00171.htm