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2008年12月11日(木) 23時50分

ウエンツ感嘆 レオナール・フジタ展を鑑賞産経新聞

 東京・上野の森美術館で開催中の「没後40年 レオナール・フジタ展」に人気デュオWaTのウエンツ瑛士さん(23)が来場し、幻の群像大作といわれる「ライオンのいる構図」や「犬のいる構図」などを鑑賞した。

 「馬とライオン」や「猫」の前では、「絵の中の動物が次にどのような動きをするのかが見える」とフジタの手法に感嘆。約1時間かけて館内を回り、「想像、思いを形にすることで、何かを考えさせる絵の力は素晴らしい。だから世界中の人々がひきつけられる」と話した。

 鑑賞を通じ収穫も多かったようで、「人に見せるために描く作品と、自分が描きたくて描いた作品の違いは大切。人に何かを伝えるという点で同じ立場の自分も考えなくてはいけない」とも語った。

 展覧会は来年1月18日まで会期中無休。問い合わせは(電)03・3833・4191。

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081211-00000635-san-soci