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2008年12月11日(木) 23時22分

新生児3遺体をアパートに遺棄、39歳女を逮捕…青森読売新聞

 青森市金沢のアパートで5日、新生児の遺体が見つかる事件があり、青森県警は11日、アパートからさらに新生児2人の遺体を発見したと発表した。

 県警は死体遺棄容疑で逮捕した同市石江、無職能登谷純代容疑者(39)が遺棄したとみて、死亡の経緯についても調べる。

 県警によると、能登谷容疑者は2006年9月10日頃、青森市金沢のアパートの室内で、同月2日に市内の病院で出産した女児の遺体を段ボール箱に入れ、遺棄した疑いで逮捕された。能登谷容疑者から「遺体を2年間放置している」と告げられた児童相談所が県警に連絡した。

 県警が11日午後、現場検証したところ、押し入れから袋に入った遺体が見つかり、さらに室外の通路に置かれた段ボール箱からも遺体が見つかった。いずれも生後まもない子供で、女児より前に死亡したとみられるが性別は不明。

 能登谷容疑者は女児について「朝起きたら死んでいた」と説明、2遺体についても「自分が捨てた」と供述しているという。能登谷容疑者は引っ越し後も、アパートを借り続けていた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081211-00000066-yom-soci