2008年12月10日(水) 18時33分
Lunascape、日本語化した“Web Inspector”搭載の「Lunascape5」α3を公開(Impress Watch)
Lunascape(株)は10日、IE用ツールバーも利用できるタブ切り替え型Webブラウザー「Lunascape」の次期バージョンとなる「Lunascape5」のalpha3を公開した。本バージョンの主な変更点は、表示したWebページのHTML構造などを分析できる“Webkit”の機能“Web Inspector”を独自に日本語化したものを搭載したこと。
“Web Inspector”機能はレンダリングエンジンに“Webkit”を選択している場合にのみ利用可能で、右クリックメニューの“Inspector”項目を選択すると別ウィンドウとして開かれる仕組み。“Web Inspector”ウィンドウでは、HTMLの構造をツリー表示できるほか、Webページを構成するリソースごとの読み込み時間やサイズを棒グラフで表示したり、スクリプトのデバッグが可能。
さらに、搭載する“Webkit”“Gecko”のレンダリングエンジンが最新のものに更新され、これまで表示が崩れるなどの問題が発生してた一部のWebページも正しく表示されるようになった。また、ツールバーのカスタマイズ時にボタン同士の間隔を選択できるようになったほか、ブックマークのインポート機能が「Firefox」v3に対応した。
そのほか、「Google ツールバー」を利用していると強制終了することがある不具合や、一部のWebサイトでリンクを開く際に空白のタブが追加されてしまう不具合など、全12項目の不具合が修正されて安定性が向上している。
「Lunascape5」は、Windows XP/Vistaに対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。
【著作権者】Lunascape(株)
【対応OS】Windows XP/Vista
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】5.0 alpha3(08/12/10)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081210-00000029-imp-sci