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2008年12月10日(水) 00時00分

新たに29施設でアスベスト中国新聞

 広島市は9日、発がん性が指摘されるアスベスト(石綿)の使用が市が所有する29施設、計36ヵ所で新たに確認されたと発表した。いずれも「空気中に飛散する可能性は低い」としており、できるだけ早く除去工事をする方針。

 国内使用はないとされてきた「トレモライト」など3種類が東京都内などで確認されたのを受け、市と市教委が7—10月、公共施設や学校など327施設を再点検した。

 安佐南区役所、安佐北区民文化センター、安佐市民病院、小中学校など29施設でアスベストを吹き付けていたことを確認。うち20施設では露出していた。学校では階段裏や音楽室の天井などで見つかった。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200812100043.html