光と音で昔話の世界演出＜動画あり＞（中国新聞）
縁側のある民家の障子に、機織り機と糸車を操る２人の女性の影が浮かび上がる。「カタン、コトン…」「カタカタ…」。懐かしい光景と心地よい音が、観光客を昔話の世界へといざなう。国営備北丘陵公園（庄原市）で繰り広げられている和風イルミネーション。「人形？」と勘違いする人も多いが、同市西本町の主婦天野カツミさん(66)らが実際に作業する姿をライトで投影している。軒先には干し柿がつるされ、里山の情緒たっぷり。上演は13、20、22、25日の午後６—８時まで。
【写真説明】機織り機や糸車を操る姿を投影した和風イルミネーション