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2008年12月10日(水) 00時00分

不況で法人税収6割減 斐川中国新聞

 精密機器や電子部品メーカーなどが集積する島根県斐川町は9日、来年度の法人町民税の収入は約2億円と、本年度見込みより約64%減る見通しを明らかにした。世界的な景気後退を受け、製造業の業績悪化が影響するためとしている。

 町議会定例会の一般質問で、勝部勝明町長が答弁した。町が、町内に立地する各社からの聞き取り調査などを参考にして計算した。

 これまでの景気拡大で本年度の法人町民税は当初見込みより約2億円増え、5億6000万円になる見通し。町は来年度の法人町民税について当初約4億円と見込んでいた。町は本年度の増額分で来年度の減収を穴埋めする方針。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200812100051.html