2008年12月10日(水) 11時55分

2009年正月の福袋、購入意向のある人は30.1％（Business Media 誠）

　正月の定番となっている福袋。宝石やブランド物が入った高級福袋などが話題を集めたこともあったが、福袋はどれだけ人気があるのだろうか。

　アイシェアの調査によると、福袋を購入したことがある人は46.2％。男性は41.2％、女性は51.7％と女性の方が購入経験者が多かった。

　2009年の正月に福袋を購入する予定があるか聞くと、「購入する可能性がある（購入予定＋良いのがあれば）」人は30.1％。40代25.3％、30代28.3％、20代47.3％と、年代が下になるほど購入意欲は高まっている。

●人気のある福袋は

　どんな福袋に人気があるのだろうか。購入する可能性があると答えた人に、どのジャンルの福袋を購入したいか聞くと、1位は「衣服」で71.3％。以下、「パソコン関連」（33.0％）、「そのほか家電系」（33.0％）、「おもちゃ」（20.2％）、「飲食物」（16.0％）、「化粧品」（11.7％）が続いた。

　さらに福袋を購入する予算を尋ねると、「5000円〜1万円未満」が38.3％でトップ。以下、「3000円〜5000円未満」（20.2％）、「1万円〜2万円未満」（17.0％）、「1000円〜3000円未満」（14.9％）が続いた。4人に3人は、予算が1万円未満と考えているようだ。

　近年、透明の袋に入れるなどして中身が分かるような福袋も登場している。「福袋を購入する際、中身は分かった方が良いですか？」と尋ねると、74.0％が「分かっていた方が良い」と回答。男女別に見ると、男性（66.7％）より女性（82.3％）の方が事前に中身を知りたい人が多いようだ。

　「分からない方が良い」と回答した人に理由を聞くと、「中身が分かるとお楽しみ感がなくなってしまう」「単なるバーゲンではなく運試し的な楽しみ方が福袋の王道」「中身が分かっていては福袋と言わない」などの意見があり、中には「中身が分かっていたら買わない」という人までいた。

　携帯電話による調査で、対象は男女312人（男性52.9％、女性47.1％）。調査時期は11月26日から27日。

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