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2008年12月10日(水) 15時00分

三井物産、インド・ハリヤーナー州に巨額投資インド新聞

 三井物産は8日、500億ルピー(約945億円)を投じてハリヤーナー州に物流複合施設を設立することに関してハリヤーナー州産業インフラ開発公社(HSIIDC)とIL&FSインフラ開発(IIDC)と覚書を締結した。

 1,500エーカー(約607ヘクタール)の敷地に、交通・物流のインフラをはじめ、高性能製造技術や情報サービス、電力発電や省エネなどの施設が建設される。

 設立場所は未定だが、60日以内に調査を行い、他地域への近接性、交通の利便性、水へのアクセスなどを考慮して決定するという。

 HSIIDCの会長、ラジーブ・アローラ氏は発表の際、「三井物産の投資をきっかけに、国内外から3-5倍の投資が集まり、直接・間接合わせて1万件の雇用につながる見込みだ」とした。

 インド三井物産の小野瀬宗孝代表は「今回の事業により、日本をはじめ各国からハリヤーナー州に投資計画が持ち込まれるだろう」と述べている。

 なお、同事業は地理、時期の両方の面で、デリー・ムンバイ間産業大動脈構想(DMIC)の今後の発展に伴うビジネス機会の拡大を活用できるものとなっている。

12/08/2008 18:48(チャンディーガル発)PTI

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081209-00000004-indonews-int