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2008年12月10日(水) 12時18分

全日空、新潟—札幌線の廃止を検討スポーツ報知

 全日本空輸が来年4月から、新潟—札幌線の廃止を検討していることが10日、分かった。地元との調整などを経て、正式に決定する。全日空の路線廃止後は、北海道国際航空(エア・ドゥ、札幌市)が参入するとみられる。

 新潟—札幌線は現在、1日2往復運航。利用率は約6割で採算性は比較的悪くはないが、航空機材の有効活用など経営効率化のため、廃止する方針だ。エア・ドゥは便数を維持するとみられる。全日空は、エア・ドゥが参入した場合は、同社と共同運航(コードシェア)することも検討する。

 航空業界は、景気の減速で主力のビジネス需要落ち込んでおり、全日空、日本航空ともに来年度の路線見直しに着手している。全日空は新潟—札幌のほか、札幌—岡山、広島、関西—松山、高知などの路線の減便を計画している。

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20081210-OHT1T00203.htm