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2008年12月10日(水) 23時03分

平等院鳳凰堂の菩薩像、340年ぶりの里帰り読売新聞

 平等院鳳凰堂(京都府宇治市)が大改修された1670年に流出したとされる僧侶姿の雲中供養菩薩(ぼさつ)像が、約340年ぶりに鳳凰堂に里帰りし、10日、法要が営まれた。

 菩薩像は高さ約57センチ、幅約39センチ。作風や構造が平等院のほかの雲中供養菩薩像52体と似ていることから、鳳凰堂から流出したと考えられるとして、文化庁が2004年3月に京都市内の古物商から購入し、保管。平等院が特別展を開くのに合わせ、文化庁から借りた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081210-00000081-yom-soci