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2008年12月10日(水) 22時49分

不要蛍光灯器具、動かない車両… 大和郡山市ネット公売で高値落札産経新聞

 財政難解消に向け奈良県大和郡山市が行ったインターネットオークションによる備品公売で10日、使われなくなった蛍光灯の取り付け器具4基が計5200円(最低制限価格計4000円)、動かなくなったフォークリフトなど重機車両3台が計84万円(同計5万円)で落札された。

 衆院選を控えた選挙事務所や廃材業者に需要があると見込んでの出品。高値での落札に、市の担当者は「ニーズがあるか不安だったが買い手がついてよかった」と話している。

 蛍光灯器具が予想以上に売れると分かったため、市は、庁舎内の器具268基すべてをネット公売で売却することを決めた。入れ替えで電気代が年間約110万円、CO2排出量は年間20トン削減できるといい、「経費削減、低炭素化の実現に加え、売却益も手に入る」と“一石三鳥”の効果を期待している。

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