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2008年12月10日(水) 00時00分

年の瀬彩るシクラメン 周南中国新聞

 お歳暮やクリスマス向けのシクラメンの出荷が、周南市湯野のビニールハウスで最盛期を迎えた。栽培する農業山本慎二さん(47)=同市平野=が妻光子さん(47)とともに、早朝から作業をしている。

 ビニールハウスには赤色やピンクなど14品種の約1万2000鉢が並ぶ。鮮明な赤のパステルレッドや、花びらがうさぎの耳の形に似たバニーピンクなどが人気という。重油が高騰したため保温性の高いシートに張り替えたが、肥料の値上がりもあり経費は昨年より3割ほど増えた。出荷数は7000鉢減る見込み。作業は25日ごろまで続け、地元を中心に広島や岡山方面にも出荷する。

【写真説明】出荷するシクラメンをチェックする山本さん夫妻

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200812100055.html